今から12年前の2月1日。私はインフルエンザと診断され、約一週間自宅待機となりました。本日のブログはそんな体験をした百均オヤジが担当します。
突然告げられた診断結果。初めてのことで慌てて職場に連絡を入れました。職場は前年から合併続きで、人員削減を強いられていた私にとっては、心労も募っていたに違いありません。
コロナ禍の昨今は珍しくないステイホーム。自宅から携帯電話で日々連絡を取り合い業務を進めていた私は、時代の先端を行っていたのかも知れません。(笑) しかしながら私の人生にとっては痛恨の一週間となりました。その間に状況は変化し、若手を残す代わりに管理職を解雇するように転換してきました。そんなこんなで3月末には退職となったのです。
心の整理もつかぬまま4月もサービスで引継ぎの業務。そんな時に母を亡くし独り暮らしをしていた父親が誤嚥性肺炎を発症し入院。無職の私にとっては、時間はあるがお金はない。自由な立場でした。在職中は国内外に月の半分以上を出張していた私でしたから、考えようによっては父親の看護(介護)の時間が作れた絶好の時でもありました。無職は辛いもので、九州までの旅費を節約しようと時には深夜バスでの往復。それでも9月に逝去するまで思い残すことなく、看病に当たれたことは幸いに思います。
実は父親が亡くなる一週間前から入社前研修を受けていて、喪主として葬儀を仕切る立場の私でした。職場に連絡を入れると「今回は縁がございませんでした。研修を休まれると困りますので。」と冷酷な返事。耳を疑いましたが、こんな会社だったら行かなくて正解!と親戚や友人からも言われ、きっと父親が行くなと言っているようにも感じました。
それから縁があって厚生労働省大阪労働局に奉職。今考えたらほかの職場に行かなかったから、この職場に入ることが出来たと思います。
人生いろいろ♬。私が担当する『就活クラブ』にも様々な人生模様を綴られた、未来のある方々と出会うことが出来ます。そのたびに決して否定せず、全てに意味があることだったと、自分の体験を通して関わっています。また参加の皆様から勇気と元気をもらうことも多々あります。励ましていると思ったらお互いに励まされていることもあるようです。
七日間!長いと感じるでしょうが、七日間だからこそ最高の居場所が出来ると思います。不安を抱え参加された方も終了する時には、来てよかった!と笑顔いっぱいで最終日を迎えられます。
新たな挑戦というと固いですが、ともに気づき、ともに学ぶことで、就活に元気を与え、当然ながら衆力の実績につながっています。コロナ禍で限定10名のコロナ対策バッチリの『就活クラブ』は、2月9日から始まります。まもなく定員いっぱいです。ご希望の方、お早めに決断しましょう!
大変な時こそ大きく変わるチャンスですよ!動かなければ変わりません!一生に一度の今を後悔しない日々にしていきましょう。