2017年5月10日水曜日

志望動機はラブレター?

ゴールデンウィークも終わり、ちょっぴり気分がマイナスになってはいませんか?
新社会人や新入生の方々にとって、新たな環境下での長期休みは、気持ちの整理とリフレッシュの機会になったのかも知れません。
どうか、決してマイナスに考えずに、まずは前へ前へ!進んで行きましょう!しかし、仕事に慣れ始めたからこそ悩みもあるかと思います。そういう時こそ、周りの方やハローワークなどでのご相談をオススメ致します。早期解決にむけ、スッキリした日々にしていければと願っています。

ところで、本日は「志望動機はどんなに書けばよいの?」とのお悩みを解決すべき話題に。
◆企業は、志望動機によって何を知りたいのでしょうか?
 ヤル気、熱意、意欲・・・・・。もあると思いますが、何で応募されたのか等、様々ですね。
そこで、私が考える3要素をお伝えします。

①なぜ弊社を希望されたのか→応募企業の良いところ、褒める材料
  他社と比較し優れている点(自分の判断基準・業界の中や社会での評価など)、会社のHPや求人票に記載されている事業所の特徴などを参考に、他社にはない魅力を考慮し伝えましょう。ありきたりの「貴社の将来性に惹かれ・・・。」は漠然としていますね。
ラブレターのように、自分のことをここまで思ってくれているのだと伝われば、企業であれ「心が動き」ますよね。
②なぜこの仕事がしたいのか→職種を選んだ理由
  経験職であればあまり心配はございませんが、未経験職であれば「何でこの仕事にチェンジしようとしているのか」しっかりと伝えましょう。中には、転職理由にも関係してくるかも知れませんが、土日が休みだからとか、残業が少なそうなど「条件面での職種選択理由」ではなく、「仕事の内容で判断」しているほうが、より強い志望意欲が伝わると思います。

③なにが活かせるのか→活かせる能力・活かせる経験→応募先との接点を意識し表現
  求人票に記載されている資格や経験など、不問でなかったら、「求めている人材像」を知るチャンスです。また、職種だけでなく「仕事の内容」に記載されている事項は、今までの職種とは異なっても、やってきた仕事内容である場合もございます。実務経験がない場合は、仕事以外でやってきたことや学んできたこと等、伝えられる事実はアピールの材料となります。
※化粧品会社の事務職に採用された女性は、自身が肌が弱く化粧品選びに悩んできた経験が
採用につながりました。
※看護師から企業の事務職に採用された女性は、命の現場でミスなく働いてきた力が採用につながりました。

その他大勢の応募書類にならないため、「自分の魅せ方」は強気強気で、他者を意識した、自分の魅力と本気度を存分に伝えていきましょう!いわば、コミットメントにも似た、採用されたらこのように働けますとの「仕事のイメージ」が伝わるかどうかが鍵ではないでしょうか。限られたスペースの中でまとめることは至難のワザかも知れませんが、志望動機欄だけではなく、送付状の中で伝えるなど工夫されている方もおられます。

最後に苦言を一言!「志望動機の使いまわしはあきまへん!」
どの応募先にも通用する志望動機は「あたり障りがない」表現とも捉えられますね。
新緑の季節。すがすがしい気持ちで頑張りましょう!窓口では「志望動機の添削」も行っています。