本日は、7月19日 のブログでお知らせしていました
「ものづくりを体験してみよう」イベントの詳細を
お伝えしながら、「ものづくり職」「技術職」のお仕事について
お伝えします。
当日は、「北大阪高等職業技術専門校 ~ぎせんこう~」の
先生方と一緒にイベントを行いました。
わかハロに来られたことがある方は、至るところに「ぎせんこう」の
案内されているのでお分かりかもしれませんが、
正式名称は「大阪府立高等職業技術専門校」と言いまして、
府下に5箇所のぎせんこうがあります。
主に技術職やものづくり職に就職できるような訓練科目があり、
訓練期間は1~2年と長めですが、みっちり勉強していただけるので
その分確実に就職ができます!・・マジです。
しかも、文系の方でも学べるし、技術職に就けます!・・これもマジです。
さらに、訓練科目の知識がなくても入校可能ですし、技術職に就けます!
・・・くどいけどマジです。(国語と数学、面接の試験はあるけどね)
訓練を受けられた方の就職率もめっちゃ高いです!・・マジです。
今回のイベントでは、10月から入校できる科目
「産業ロボットシステム科」と「ものづくり加工技術科」に関連した
「ものづくり職」や「技術職」をみなさんに体験していただきました。
体験その1は、「産業ロボットシステム科」の体験です。
みなさんもテレビ番組等で工場で製品を作るところをご覧になったことがあると思いますが、
多くが機械が自動的に製造していますよね。 そんな機械を動かす指示を与えているのは
人間・・・なんですよね。
そこで、今回はどのように機械を自動で動かしているか を配線作業体験を行うことで
機械に指令をだしてみました。
ミッション内容は、
①ベルトコンベアーでモノを運ぶ
②ある一定の場所まで運ばれたらベルトコンベアーを止める
というもの。
「そんなん簡単やん!」とお思いですか?
いやいやこれを機械にわかるように指示を出すんですよね。
機械には日本語は通じません。(当たり前や!!)
先生の説明と図面を頼りに、配線作業! みんな必死!!
約1時間かけて、皆さん無事に機械に指令だせていましたよ。
体験その2は、「ものづくり加工技術科」の体験です。
日本の製造業は自動車関連製品が多くを占めているって、ご存知ですか?
自動車関連に使われる金属や機械の加工は殆ど機械が行っているのですが、
加工技術の勉強を行うところが、北大阪ぎせんこうの「ものづくり加工技術科」なんですよね。
今回のイベントでは、みなさんが加工機械になったつもりで!?
「文鎮(ぶんちん)」を作ってみました。 この体験は、図々しくもわかハロのBOSS(室長)と
私園芸部長も参加させていただきました。
用意されたのは、おもりになる部分と、取っ手になる部分のネジのような金属。
おもりの部分にはあらかじめ穴が開けられていますが、ネジがはまるように
穴を調整する作業をおこないます。
これが、また緻密!!穴がまっすぐになるように慎重に作業を進めていきます。
次に、まっすぐあいた(であろう)穴に、ネジを入れるための作業。
これも、また緻密!!ネジの軸?の部分を加工してネジを作り、
それを文鎮のおもりの部分に入れて完成!!なのですが・・・
きちんと加工が出来ていれば、隙間なくネジが入りきれいな取っ手となるのですが、
園芸部長、大雑把な性格なもので・・・スポッとキレイに入らなーい。
BOSSからは、「性格が曲がると、ネジも曲がる!」と言われてしまいました。
ぎせんこうのものづくり加工技術科では、
自らの手により金属を寸分狂いなく加工できる職人に
なる勉強をするのではなく、機械に金属加工を行わせるための
(工作機械のプログラミング)技術も勉強するんですよ!!
文鎮作りに参加して、
「機械がきれいに作ってくれるなら、機械にまかせちゃおう!」とつくづく思いました。
工作機械の気持ちが少~し分かった体験でした。
これを見て、「私にはムリ!」と思ったあなた!!このような技術を身につけるために
学校へ通い、先生からみっちり技術を教えてもらうんです!
いちど、北大阪ぎせんこうへ見学に行ってみませんか?
7月25日、31日、8月3日、8月28日、9月1日、9月6日に
見学会が行われます。不安や質問にも答えてもらえますよ。
予約も不要ですので、是非是非行ってみましょう。
10月入校のこれらの科目は、現在申し込み受付中。
1度目の申込期間は7月27日まで。(A日程)
A日程で、欠員があった場合は
8月2日~9月11日(B日程)までが申込期間となります。
興味のある方は、こちらの↓ ホームページをご覧ください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/tc-kiosaka/bosyuu/index.html