台風一過。皆様のお知り合いもご無事でしたでしょうか?百均王子の故郷は、大雨特別警報が発令されるほど惨事が報道され心を痛めております。
本日のテーマは、脂肪動悸。オッサンには興味深い言葉ですが、就活中の皆様には縁遠いかと。
そこで「志望動機」について書かせていただきます*^^*。
相談窓口では、日々何通もの志望動機の添削をさせていただいておりますが、結構、悩んでいる方も多いようです。そもそも、「志望動機」は、何のために書くのでしょうかね。
「この会社で働きたい理由」は勿論のこと、単にHP等で知りえた事業情報を羅列するだけではなく、「何に、何故魅力を感じ、働きたいと思ったのか」限られたスペースの中で明解に伝えることは大変かと思います。
◆なぜこの会社を選んだのか
◆なぜこの仕事がしたいのか
◆このような力が活かせます
ラブレターやプロポーズの原稿を推敲するように、何度も何度も思いをめぐらせて見ましょう。
<志望動機成功例>
●化粧品会社営業事務職に採用(26歳女性)
「肌が弱く化粧品選びに苦労していた私だからこそ、お客様の身になってお仕事が出来ます。」
●病院医事課事務職に採用(24歳男性)
「僕には就労経験もございませんが、無限の可能性がございます。」自己PRでも活かせる能力を しっかり表現。まさに可能性にかけてくれた結実です。
<企業側の視点>
●職務を遂行できる専門的知識やスキル
●入社後の成長が期待できるか(潜在能力、将来性)
●組織の一員として上手くやれるか(協調性、社会性)
●働きたい、強い熱意があるか(ヤル気、意欲、本気度)
●社会人としての常識やマナー
●社風や文化に適応できるか(順応性)
企業側の視点を意識した、応募書類や面接対策が必要です。その究極が「志望動機」であると。
面接で志望動機を聞かれなかった~。とお聞きしますが、どんな質問がされても、「だから応募したんです」に繋がることも多いと思います。
もう数年前のことですが、娘が大学に入学しコンビニでのアルバイトを始めるために、志望動機を添削したことがございました。添削した志望動機に娘は感謝。横に居た家内からは「18歳の女の子が考える文章ではない!」と一喝。俺はプロ(?)なんだぞ!と言いたいところでしたが反論できず・・・。
的を得ていたんですね。今でもその教訓を活かし、「人それぞれに合った志望動機がある」ことを肝に銘じ、相談者ご本人が主役の対応を心がけています。
「俺を雇わなかったら損やで~!」との強気の思いで志望動機を考えて見ましょう。
使いまわしの志望動機は、応募先の心に響きにくいと思います。1社1社違いを見つけ、意欲満々の志望動機を考えていきましょう。窓口では添削もやっていますよ。