2021年6月28日月曜日

伝える力

 早いもので、もう7月を迎えます。あっという間に今年も夏を迎えました。

暑い中での就職活動、大変にお疲れ様です。本日は肉厚ジューシー、おまけに汗だくの百均オヤジが担当します。

 先日、某テレビ局の番組で、全国展開、いや世界展開されているコーヒーショップの話題が放送されていました。企業の経営戦略や理念にも感動しましたが、中では聴覚に障害を持たれている方々を雇用され、新人教育にも手話ができる聴覚障害の方があたっておられました。

 店内は声は響かないものの活気のある、他の店舗と変わらないサービスを実践されているようで、お客様の評判も良いとのことでした。店舗に掲げられたメッセージには、「私たちの第一言語は手話です」と。言葉は無くても、接客サービスに徹する従業員の皆様の生き生きとしたお姿に、テレビを視ている私も胸が熱くなりました。コロナ禍でマスクをしているけれども、目には優しい微笑みが感じられ、動作、ジェスチャーから一生懸命にお客様をもてなそうとの心づかいが感じられるようでした。

 そんなテレビをみた私にとって、緊急事態宣言中に残念な体験をしました。梅田界隈のランチタイムです。そんなに混んでいないお店で、消毒や検温を済ませ着席。オーダーを取りに来た方との攻防の一コマ。

私 「この串カツセットの中身は種類は選べますか?」

店員「選べません。」

私 「鶏肉が食べれませんが、鶏肉は入っていますか?」

店員「入っています。」

私 「鶏肉だけ外してもらうことは出来ますか?」

店員「できません。」

私 「なら、とんかつ定食でいいです」

 これが一部始終です。文句のようになりますが、「私はお客ですけど。」と言いたい気分。クッション言葉もなく、ダメと一括されて、相談してみますの素振りさえないところに残念な思いがしました。店員同士は笑顔で会話されていたのに、お客にはこの態度かい!(怒り)

 先ほどの、聴覚障害の方の一生懸命のお姿と比較するのもなんですが、千差万別のお客相手のお仕事の大変さは私も学生時代から経験済みですが、相手の立場に立った接客の難しさを感じる一コマでありました。

 大阪名所「通天閣」に「マスクの下は笑顔です」と掲げられたメッセージがありました。こんなご時世だからこそ、明るく元気に前向きになれるよう、私は自分が嫌な思いをした分、肝に銘じ人に接して行きたいと感じています。

 日々暑さが増してきます。面接にスーツ姿で行かれるのも大変かと思います。熱中症対策とコロナ対策をしっかりとされて、元気に就職活動が出来、一日も早くご希望の就職が達成されますことを祈っております。頑張りましょう!