2016年10月28日金曜日

参加者納得!?労働法セミナーで学んだこと

みなさんこんにちは!園芸部長です。

10月25日(火)に「労働法セミナー」が大阪わかハロで開催されました。
今日のブログでは、セミナーの様子をお伝えいたします!!

ホームページやブログでもお知らせしていましたが、この日は弁護士の先生に講師として労働法についてお話していただきました。

セミナーのはじめに、「今まで働いてきた中で、『これっておかしいんとちがう?法律違反なのでは?』と思ったことがある人~!」と問いかけたところ、参加者の3分の1くらいの方が手を挙げられました。|艸゚Д゚|
窓口でもそのような相談を受けることがあるけれど、恥ずかしがらずに手を挙げてくださったみなさんを見て
「みなさん『?』と思いながら、頑張って働いていたんだ!」と園芸部長、再認識!!

手を挙げた方の多さをご覧になった先生は、急遽お話の時間の多くを質問タイムに費やしてくださいましたヽ(*´□`*)!!

実際に体験したことを質問されますので、当然リアル。参加者のみなさんも自分のことのように聞き入っています。
残業時間のことや、転勤を言い渡されたこと、パワハラをうけたこと等、色々な質問が出ました!
先生は質問の都度、細かな状況などを確認しながら丁寧に回答してくださいました。

その時の状況や、会社の決まり(就業規則)、労働契約書で交わした内容により答えは変わりますが、全体を通じて先生がおっしゃていたことを、まとめてみますね。

① 採用になり、その会社で働くときには必ず「労働契約書」を書面でもらっておく。
② 残業したのに認められない、パワハラを受けたなど、問題が起こったら、その時間や内容を記録しておく。

・・・・「とにかく証拠を残しておくように!」ってことなんですね。
監督署や弁護士に相談するにも、証拠があれば話が早いですし、「会社に法律違反だ!」と注意するときや裁判になったときなど「これが証拠だ!」といえるわけです。

先生は、企業側の労働法関係についての相談を受けることも多く、その際必ず「労働契約書でどんな契約をしたのか?」と確認するそうです。
 労働契約書って会社と労働者(採用されたみなさん)との間で交わす約束事
なんですって! そんな約束事は、絶対書面でもらうべきですし、労働基準法でも書面で明示するよう規定されています。

厳しい言い方ですが、子供の頃は、家族であったり学校の先生が守ってくれましたが、社会人となれば最終的には自分自身で確認し、どうするか決めて、自分で自分を守らないといけなくなります。自分自身を守るための対処法を知ることができたみなさんの感想は、「参考になった」「次の就職のときに活かしたい」と、しっかりと前を見据えていましたよ。

みなさんも上の赤い字で書かれたポイント、しっかり憶えておいてくださいね。