2020年1月23日木曜日

癒される心

 25年前の神戸を舞台に精神科医の安克昌先生をモデルに描かれたドラマに感動を覚えました。某国営放送が制作したドラマであるが、「心に傷を負われた人々に優しい社会が実現できないか」とのテーマが浮き彫りとなっていた。

 百均オヤジには神戸市長田区出身の後輩がいる。25年前の震災当時は私も九州在住で、友人も被災地から離れた大阪にて難を逃れた。しかし、彼は多くの幼馴染を震災で亡くしており、日頃は明るく前向きな彼も「自分だけが助かった・・・・」と心に傷を負ってしまいました。九州はじめ全国の職場の仲間が支援に関わり、彼の応援をさせていただいたことを思い出させてもらったドラマである。
 ドラマの中でも、助かった方も苦痛の日々を送られた心が描かれていたが、大変な時代を乗り越えてこられた「神戸の力」に感動しました。この辛い経験が、東日本大震災や大阪北部大震災の教訓として活かされたと聞いています。

 一昨年には、大阪も6月の大震災や9月の台風と災難に遭遇しました。我が家も台風では屋根瓦が吹っ飛ぶ惨事に。半年余りブルーシートを覆った屋根が、近所に多く見られました。自分の家も大変なのに「近所力」によって支えあうことも嬉しい気持ちになりました。テレビでは岸和田市の「だんじり力」で地域が一つに、老若男女が力を合わせ復興する姿が紹介されていました。「連帯の力、励ましの力」が生きていく力になったと確信します。

 小心者の私は、大阪北部大震災から1か月余は恐怖のあまり自分の部屋で寝ることはできず、廊下で寝ていましたが、余りの暑さに断念。(部屋は四方をタンスや書棚に囲まれています)仕方なく決死の覚悟で部屋で寝ていますがいます。恐怖を経験した家族ですが、のど元過ぎれば~と。いつもの生活に戻っているのも不思議です。

 2020東京オリンピックイヤーに就活中の皆さん!一人の力は偉大ですよ!それを実感できるかどうかです。昨日終了した「就活クラブ第10期」も参加された方同士の連帯力で、皆が良いスタートができたようです。「優しい声かけに自信をもらえた」「苦しいのは自分だけではない、頑張る気持ちになれた」「元気になれた」「久しぶりに人と話せた」など感想とともに、互いに就職の報告ができることが「感謝の証」という発言もございました。

 就活を一人で頑張っている皆様!7日間の「就活クラブ」をお勧めします。単日でないからこそ、参加者同士やスタッフが寄り添い共有することで、連帯の力が生まれてくると思います。7日間が無理な方もセミナーや窓口を積極的にご活用いただき、就活の力になればと感じます。担当者制による個別支援も励ましの心で対応させていただいております。

 心弾む春は間近です!厳しい冬の次には暖かな春がやってきますよ!

0 件のコメント:

コメントを投稿